2011年に東日本大震災が起きた後、台湾からは総額250億円を超える義援金が集まりました。震災直後、台湾の人たちは被災地に直接赴き、数多くの支援を行ってくれたのです。その背景には、1999年に台湾で起きた大地震で、他国に先んじて救助・支援を行った日本への感謝の思いがありました。新型コロナウイルスへの対策でも、日本と台湾は協力を強めるなど「まさかの時の友こそ真の友」と呼ぶべき関係を築いています。
本作品では、このような日本と台湾の「絆」を当時の映像や関係者のインタビューを交えて紹介し、現在も続く青少年たちの交流の様子も伝えていきます。国や地域を超えた「心」のつながりをもつために私たちに何ができるのか、考えるきっかけとなる映像教材です。