学校教材の動画教育

薬物・交通安全・防災などの身の回りの危険への理解から、平和や人権問題の理解まで

東映の学校教材は、視覚映像としてわかりやすく、記憶に残りやすい飽きさせない物語性を大切にしています。
また、作品ごとに監修者を設け、誤った情報を伝えないように細心の注意を払って制作しています。

先生方に学校でご活用いただきやすいように、ワークシートや指導要綱などの補足資料がついているものもご用意しております。ディスカッション教材としても活用していただけます。

文字だけでイメージしずらい部分を、映像として視覚的に補うことは理解を深める上で大切です。

学校教育のこんなお悩みを解決します

動画を使った授業をしたい

交通安全・人権・防災などの授業を
楽しくやりたい

 

子供向け上映会の教材が欲しい

 
 

学校教材の主な内容

薬物

昨今、青少年の薬物乱用がより深刻な問題となっています。
SNSの発達により、子供たちが大麻などの違法薬物を簡単に手に入れることができるようになってしまったほか、最近では市販薬を過剰摂取する「オーバードーズ(OD)」も、子供たちにとって身近なものとなっています。

薬物が、昔よりもずっと子供たちがアクセスしやすい時代だからこそ
なぜ薬物を使用してはならないのか、手を染めるとどうなってしまうのかをしっかりと学び
自らの意思で判断ができるようにならなくてはなりません。

主な「薬物」研修動画

灰色の青空
~薬物乱用の背景を見つめて~


 “薬物乱用”とは、ルールに反した目的や方法で、薬物を自ら使用することです。近年では、市販薬や処方薬のオーバードーズ(一度に大量の薬剤を服用すること)を行う若者が増加し、社会問題となっています。
 本教材は、市販薬のオーバードーズや大麻の使用について取り上げ、「助けて」という言葉を薬と一緒に飲みこんでしまう若者たちの背景を見つめ、青少年の薬物乱用について考えることができるドラマ形式の教材です。

薬物乱用はなぜいけないのか

青少年の薬物乱用を防止するための、ドラマ形式の教材です。近年、若者を中心に大麻による検挙者が急増しています。大麻は他の薬物より安全といった情報もありますが、それは誤りです。本作品では、大麻を始めとした危険な薬物の種類とその有害性を紹介し、これらの薬物乱用が引き起こす問題点を示していきます。また、喫煙・飲酒の害や、医薬品の乱用の危険性についても解説。薬物乱用から薬物依存になっていく恐ろしさを伝え、薬物を拒絶する強い意志を持たせます。

★文部科学省選定

ドラッグの悲劇

危険ドラッグに手を出した少年の転落の軌跡をドラマと詳細な解説で描き、危険ドラッグの恐ろしさを実感させる薬物乱用防止教材です。

★教育映像祭優秀作品賞

薬物に関する動画一覧へ

いじめ

いじめを原因として不登校になってしまう子どもの数は年々増え続けています。

子どもたちにとってスマホやSNSの存在が当たり前になったことで、「SNSいじめ」などの新たないじめの形も増えている現代。
いじめの加害者がネットに晒され、その後の人生に影響が出るケースも少なくありません。

未来ある子どもたちがいじめの被害者にならないために、そして加害者を生まないために。
いじめの悲惨さや、相手の気持ちを考える大切さについて、自分ごとに考えてもらうことが必要です。

「いじめ」の人気作品

いじめ ~それぞれの想い それぞれの言い分~

 この教材では、一見非があるように見えるいじめ被害者の事情、
正義感がいじめに発展するまでに至った加害者の気持ち、板挟みになる傍観者の心理など、様々な立場にいる生徒を多角的に描くことで、
相手の見えない事情を想像することの大切さを提起します。

また「晒し」や「ステメいじめ」といった、現代特有のSNS上のいじめについても注意喚起をしています。

★文部科学省選定・教育映像祭優秀作品賞

いじめ 一歩踏み出す勇気

本作品は、いじめの傍観者だった主人公が葛藤し、仲間と一緒にいじめの被害者を救っていこうとするストーリーを通して、いじめ解決のために一歩ふみ出すことの大切さを伝えます。

また、ドラマに登場するいじめの被害者・加害者・傍観者それぞれの立場に自分を置き換えて視聴することで、もし自分がその人物ならどうするか考え、話し合い、より良い行動をとる力をつけていきます。

★文部科学省選定・教育映像祭優秀作品賞

いじめ 心の声に気づく力

小学校中・高学年向けの、いじめ防止教材ドラマです。一見、ふざけ合いや遊びに見える行為も、相手が苦痛を感じていれば、それはいじめです。

本作品では、子供たちがドラマに登場するいじめの被害者・加害者・傍観者の立場に自分を置き換えて視聴することで、いじめ行為を受けたクラスメイトの本当の気持ちに気づく力を養い、いじめの傍観者にならず、解決のために何か行動しようとする意識を持つことをねらいとしています。

★文部科学省選定・教育映像祭最優秀作品賞

いじめに関する動画一覧へ

情報モラル

もはや、小中学生がスマホを持つことが当たり前の時代。
SNSを発端とするトラブルに子供が巻き込まれる事件が後を絶ちません。

脆弱なパスワード設定や友達間でのSNSいじめ、アプリへの高額課金、SNSで知り合った大人と親に隠れて会い、犯罪に巻き込まれる…など、時には命に関わるほどの危険が子供たちを取り巻いています。

「知らなかった」では許されない、間に合わない。
現代の危険から子供たちを守るために、正しい情報モラルを学んでもらうことが不可欠です。

主な「情報モラル」研修動画

スマホは情報モラルが大切 全2巻

 多くの中学生・高校生が、スマホを使ってSNSを利用しています。SNSは他人とコミュニケーションをとるのに大変便利で、上手に使えば人生を豊かにし、社会を良い方向に変える力を持っています。

反面、正しく使用しないと相手を傷つけたり、自分の身に危害が及ぶこともあります。SNSを利用するには、情報モラルを身につけ、よく考えた上でメッセージや写真や動画を投稿することが何よりも大切なのです。

★教育映像祭優秀作品賞


スマイリーキクチと考える
インターネットの正しい使い方

 ネット上の誹謗中傷が大きな社会問題になっています。小学生でもネット環境を使うことが日常となっている今、小学生のうちから、インターネットの特徴や誹謗中傷の実態を学ぶことは、たいへん重要なことになります。この教材は、実際に誹謗中傷の被害にあい、現在も被害を受け続けているスマイリーキクチさんの例をもとに解説しています。

★教育映像祭優秀作品賞

情報モラルを身につけよう!
小学生のスマホの安全な使い方教室

小学生のスマホの所有率は急激に増加しており、使用開始の低年齢化も進行しています。しかし、スマホは正しく使用しないと、自分や相手を傷つけたり、危険な目にあうことになります。そのような目にあわないためには、子供たちが情報モラルを身につけることが大切です。

本作品では、スマホを利用してトラブルに巻き込まれる小学生の事例をドラマで描き、子供たちに安全で正しいスマホの使い方をわかりやすく解説。子供たちが情報社会における正しい判断力と態度を身につけ、危険回避の方法を理解することを狙いとしています。

★文部科学省特別選定・教育映像祭優秀作品賞

情報モラルに関する動画一覧へ

交通安全

子供が犠牲になる交通事故で最も多いのが歩行中、次いで自転車に乗車中の事故です。
また中高生になると、自転車事故の加害者になってしまう可能性もあります。

悲惨な事故を未然に防ぐために、歩行中・自転車の交通ルールをしっかりと知っておくことが大切です。


主な「交通安全」研修動画

てんしとあくまのこうつうあんぜん


人の心には天使と悪魔が棲んでいるといいますが、この作品は、その心の中の天使と悪魔をアニメキャラクターとして実際に登場させます。
小学生のしょうへいとまいこの心の動きを、天使と悪魔のキャラクターを使って見える化し、交通ルールを守る心を育てることを狙いとする作品です。

★日本交通安全教育普及協会推薦

ガチャピン・ムックとなまぼう
こうつうルール

日本を代表する教育番組キャラクター「ガチャピン・ムック」が登場する幼児・小学校低学年向けの交通安全教材です。
優しくて面白いキャラクターたちと安全な道路の歩き方や横断歩道の渡り方、信号についてなど交通ルールの基本を学んでいきます。
楽しいストーリーの中で、交通ルールを守る大切さがしっかりとわかる教材になっています。

★日本交通安全教育普及協会推薦

魔進戦隊キラメイジャーの交通安全

日本を代表する教育番組キャラクター「ガチャピン・ムック」が登場する幼児・小学校低学年向けの交通安全教材です。
優しくて面白いキャラクターたちと安全な道路の歩き方や横断歩道の渡り方、信号についてなど交通ルールの基本を学んでいきます。
楽しいストーリーの中で、交通ルールを守る大切さがしっかりとわかる教材になっています。

★全日本交通安全協会推薦

交通安全に関する動画一覧へ

人権問題

過去や現在の様々事例で、傷つけられた人がいることを知り、「人権」についてきちんと理解することは、自分と相手を尊重する上でとても大切な知識となります。
他者の人権の大切さだけではなく、自己の人権の大切さについて、きちんと認識をすることは自分を守ることにも繋がります。

性教育、性的マイノリティ―、部落差別など「人権」についての様々な作品をご用意しております。



主な「人権問題」研修動画

性の多様性とLGBTQ+
~誰もが自分らしく生きるために~

「性のあり方」はとても多様で、すべての人々に関わりがあるものです。本作品は、「性のあり方」についての基礎知識をわかりやすく解説しながら、典型的でないとされる性のあり方の人たちへのインタビューを通して、性には様々な形があることや、性的マイノリティを取り巻く実状についても伝えます。
 性のあり方について理解を深めることで、多様性を尊重した誰もが過ごしやすい社会について考えていくことができる教材です。

★教育映像祭優秀作品賞

シリーズ映像でみる人権の歴史1~10巻

これまでの歴史の中で虐げられてきた人の主張の上で、現在の自他尊重や平等性は成り立っています。過去から現在に渡る、部落差別などの差別問題について説明した動画です。指導要領に沿った内容になっていますので、教科書と併用してご使用いただけます。

★教育映像祭優秀作品賞(第1巻、第8巻、第9巻、第10巻)

破戒

島崎藤村原作の『破戒』を映画化した作品です。差別部落出身の主人公は、自らの出自を隠し通すよう亡き父から強く戒められていました。出自を隠すため誰にも心を許せないことに苦しみながら、そのことに対し向き合う様を描いた作品です。

★文部科学省選定

ココロ屋

先生に「心を入れ替えなさい」と叱られたヒロキの前に現れたのは、いろいろな心に取り替えてくれる「ココロ屋」だった。心をテーマに自分とは何かを考えさせる、道徳教材・人権教材として好適のアニメーション教材です。自分の人権について考えるきっかけになる作品です。

★教育映像祭優秀作品賞

うみとりくのからだのはなし


ふたごのうみとりくは、そっくりだけど、ぜんぜんちがう。
りくはおかあさんになでられるのが好きだけど、うみはなでられるのが苦手。
そんな2人といっしょに、みんながそれぞれのからだを大切にするためには、
どうしたらよいのか考えるアニメーション教材です。

大事なことだけれど、なかなか話しあうのが難しいからだの話を、かわいらしい双子といっしょに、やさしいシンプルなことばで考えます。
性犯罪から身を守ることはもちろん、相手の体を尊重する態度を身につけます。包括的性教育や、「生命の安全教育」に最適な教材です。

人権問題に関する動画一覧へ

防災

地震や火災など、災害時のもしもの時に備えて、どのように行動すれば良いかを知っておくことは、自分の命を守ることに繋がります。

子どもたち自身で判断し、安全に行動する力を身に着ける必要があります。

災害時の想定できる状況を、リアルな映像で伝えて
幼児や学生向けにわかりやすく解説した、防災作品も用意しております。

主な「防災」研修動画

はなかっぱのぼうさいくんれん
「おかしもち」でいのちをまもろう


子供たちに大人気の「はなかっぱ」と仲間たちが登場する、幼児・小学生(低学年)向けの防災アニメーション教材です。「おかしもち」を合言葉に、地震が起きたときにどのように命を守る行動をとればよいか、子供たちが「はなかっぱ」たちと一緒に学ぶことができる教材です。

火事から自分の命を守る
~生き抜くためのリスクウォッチ~

火災は、起こさないことが一番重要です。しかし思いがけない場面で火災に巻き込まれる可能性は、決してゼロではありません。もしものとき、どう行動すれば良いのか。子供たち自身が知っていれば、自分の身を守り、被害を最小限に食い止めることができます。

この教材では、アメリカの消防署で1980年代に作成され、現在でも教えられ続けている秀逸な火災予防プログラムを、映像で分かりやすく紹介。子供が危険に直面したときに、自分で考え、自身の力でサバイバルすることを目指したものです。未来を生きる子供たちに、生きぬくための知恵と技術、危機に立ち向かう勇気を身に付けさせます。

★文部科学省選定・教育映像祭優秀作品賞

災害ケーススタディ
~とっさの判断!君ならどうする?~

限られた時間の中でも使いやすい映像教材としてこのDVDを開発しました。具体的な災害のケースを分割して多数取り上げ、ケーススタディとして想定し、その場でどうすべきか考えさせるDVDとしておりますので、使いやすく実践的な内容になっております。

★文部科学省選定・教育映像祭最優秀作品賞

防災に関する動画一覧へ

平和

過去に実際に起こった戦争の歴史を学び、核兵器の残虐さや戦争の被害の大きさなどを
事実とともに客観的に理解をすることは、「平和」について公平的に考える力を養います。
その視点をもとに、現代の諸国の戦争に対して、公平な視点から理解し平和について考える必要があります。

日本は戦後から75年以上経ったいま、過去におこったことを風化させず教え語り継ぐ必要があります。

主な「平和」研修動画

お父さんへの千羽鶴


平和な時代が続く日本。しかしわずか数世代前には、愛する家族と国を守るために命を落とした多くの方々がいました。その尊い犠牲の上に、現在の平和があることを忘れてはいけません。世界に目を向ければ、今も各地で戦争や紛争が起きています。平和を守り続けるためにはどうすればよいのか、次の時代を担う子供たちに今こそ考えてもらいたい。そんな願いを込めたアニメーション作品です。

アゲハがとんだ
~1945・3・10東京大空襲~

この物語は、学童疎開先ののどかな情景から始まります。子ども同士の争いはあったりしますが心の底では理解し合っており、絆が結ばれています。卒業式のために東京に戻った主人公たちは、3月10日の午前0時過ぎ、東京大空襲に見舞われます。前半の暖かい日差しのなかの情景と、後半の激しい空襲のシーンがコントラストとして印象的に描かれます。

作品の途中に挿入されている学童疎開の様子や軍楽隊の更新、燈火管制の状況、焼夷弾の説明など、教材として取り上げたくなる要素もふんだんに盛り込んでいます。


戦争を真摯に受け止め、記憶に刻み、次の世代に引き継ぐための一助となるよう、このDVDをお使いいただければと思います。

★教育映像祭優秀作品賞

いわたくんちのおばあちゃん
~ぼく、戦争せんけえね~

広島の原爆にまつわる実話を基にした絵本『いわたくんちのおばあちゃん』をアニメ化した、平和教育のためのビデオです。このアニメの主人公、寛太は現代の小学生です。寛太は友達のおばあちゃんの話を聞くうちに、原爆や戦争のことを自分の問題としてとらえ、平和への決意をしていきます。
 この作品は、昭和20年8月の広島で起こった実際の話がもとになっています。
 戦争は、人の命を奪う最悪の人権侵害ともいえます。
この作品を視聴したあとは、平和や命の大切さを、学校で、地域で、家族で話し合っていただきたいと願っております。文部科学省特別選定作品です。

★文部科学省特別選定・教育映像祭最優秀作品賞

平和に関する動画一覧へ

教科教材

文字だけではイメージしづらい事柄を映像で視覚的に補うことは、断片的な理解から深い理解へと変えるきっかけになります。
理科・社会科・家庭科などの教科の映像教材だけではなく、SDGSなどの教材もご用意しております。

主な「教科教材」研修動画

自分ごと SDGs

持続可能な環境・社会・経済を実現するために掲げられた「SDGs」。
SDGsと聞くと企業や団体が取り組むべき目標と考えていませんか?
SDGsは一人一人の意識と行動が大切です。
 この教材では、2人の姉弟と一緒に、SDGsに取り組んでいる人たちのインタビューを見て、 身の回りにある身近なものからSDGsについての考えを深めていきます。
 SDGsの基礎知識を学ぶだけではなく、SDGsを自分ごととして捉え、行動していくきっかけとなる教材です。

★教育映像祭優秀作品賞

なぜなに社会科 映像資料集

次期学習指導要領に向けた、小学校社会科の新シリーズ。最新の映像、的確な構成で、社会の中の様々な事象を紹介します。とことん映像の力で見せていく社会科教材の王道をいくシリーズです。

食品の表示と安全を学ぼう
科学的に考える力を身に付ける

私たちが適切に食品を選択するためには、食品の表示を正しく読み取り、食品の安全について正しく理解することが大切です。そのために、本作品ではまず身近な食品の表示の例を示して、食品表示の基本ルールを説明します。

食品の安全については、食品添加物の役割やその安全基準のメカニズムを、専門家の解説と図や表を交え、分かりやすく描いていきます。食品の安全について、誤った情報に惑わされず自分の頭で考え、科学的根拠に基づき判断できる力を養うことをねらいとしています。

★文部科学省選定・教育映像祭優秀作品賞・科学技術映像祭特別奨励賞

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