NECキャピタルソリューション株式会社様
弊社の作品を研修にご採用いただいている企業様に、どのように研修にご活用いただいているのか取材を行いました。
第三回目は、NECキャピタルソリューション株式会社様の事例のご紹介です。
法務部にご所属の大野様にお話をお伺いしました。
導入企業様のご紹介
NECキャピタルソリューション株式会社 様
同社はNECグループの金融サービス会社として、機器設備のリース業や金融業を中心に、お客様の経営資源(Capital)に関わる様々な課題に対して、解決策(Solution)を提供しています。
2023年4月には、新たなグループビジョン「次世代循環型社会をリードするSolution Company」を策定し、モノの循環利用に繋がるサービス、地域経済・社会の好循環に繋がるサービス、企業成長の好循環に繋がるサービスを提供し、環境と成長の好循環を実現すると共に、多様化するお客様と社会の課題解決を通して、「次世代循環型社会」の実現を目指して事業を行なっています。
取材内容とインタビュー
社内研修において抱えていた課題やニーズ
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時代の流れに合わせて、分かりやすく新しい研修動画がほしい
- 社員の限られた時間の中で、効率的でコンパクトな研修を行ないたい
導入内容の具体的な紹介
- 現在担当されている業務について教えてください。
法務部に所属し、コンプライアンス関係業務のマネージャーを務めています。
法務部というと、契約関係の業務を思い浮かべる方が多いかと思いますが、弊社の法務部の中には、そういった契約関係を担当するラインと、コンプライアンスを担当するラインがあり、私は後者に所属しています。
- どういった経緯で人権啓発研修を行われていますか?
何か社内で具体的な出来事があったという訳ではなく、社会の流れが大きかったように思います。特に、2021年に経団連が企業憲章「第4章 人権の尊重」の改訂を発表し、それが業界的にも大きなきっかけになりましたよね。
弊社でも2022年に人権方針を策定して、そこから人権についての取組みを加速させてきました。
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どういった研修を行われていますか?研修の仕方を教えてください。
弊社では、クラウドを使用した教育管理システムを導入しています。そのクラウドの中に、研修用の動画やパワーポイントのデータを入れ込んで、社員がいつでもどこでも見られるようにしています。
コロナ以降、大人数で集合研修を行なう機会はほとんどなくなってきているので、このような形を取っています。
- 昨年は、ドラスタの作品『人権のすすめ』を選ばれました。採用になられた理由を教えていただけますでしょうか。
最初にこの作品を見たのは、東京都港区にある、公益財団法人人権教育啓発推進センター内にある人権ライブラリーでした。当初は別の作品を目当てに行ったのですが、なんか違うぞ…となり。どうしようかと思い探していたときに出会ったのが、東映さんの「人権のすすめ」でした。
ドラマ形式で内容も分かりやすいし、テーマも制作年も新しい。世の中の人権啓発教材は古いものが多かったので、これはいいかもしれない、と。
また研修を企画する側としては、15~20分の作品は長すぎると感じていました。その点「人権のすすめ」は1チャプターが10分ほどなので、そこも決め手でしたね。
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「人権のすすめ」を研修でご使用いただいて、社員の皆さまから何か反響はありましたか?
社内を歩いているときに、作品を見た社員から「やっぱり内容が分かりやすいね」と声をかけてもらったことがありました。
また、字幕版を選んだのも好評でした。耳の不自由な方を部下に持つをマネージャーから、その部下の方がスムーズに研修を受けることができてすごく助かっています、というお声をいただきました。
(ドラスタでは、障害のある方にも不足なく動画研修を受けていただけるよう、バリアフリー字幕や副音声を付けた作品を多く制作しています。)
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最後に、これから人権研修を行なおうとしている企業様にメッセージをお願いします。
ビジネスの世界の中では、急激に人権というものが重要になってきています。弊社では、2023年度の1年間で全4回の人権研修を行ないました。回数を重ねて、それだけ大切なものだと分かってもらいたかったんです。
社内ですぐに目に見えて効果が出るというものではありませんが、今や企業にとって欠かせない大切なものだと考えています。
お選びになられた作品について
『人権のすすめ』
職場で起こりがちなハラスメントやそのグレーゾーンについて扱った作品です。詳細はこちらから、ご参照ください。
この作品以外にも、様々な人権啓発の動画がございます。下記より、ご参照ください。