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三菱地所株式会社 様

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三菱地所株式会社 様

導入企業の紹介

弊社の作品を、データで研修にご採用いただいている企業様を中心に、どのように研修にご活用いただいているのか取材を行いました。

第5回目は、三菱地所株式会社様の事例のご紹介です。
人事部 採用・研修・DE&I推進ユニットにご所属の城所様、坂上様、松原様にお話をお伺いしました。


三菱地所株式会社 様


同社は、ブランドスローガン「人を、想う力。街を、想う力。」のもと、丸の内エリアを中心としたまちづくりで蓄積してきた、独自の知見・ノウハウを活用し、様々な領域へと事業を拡大してきました。そうした事業で新たに獲得した知見やノウハウをあらためて丸の内のまちづくりにも還元させることで、相乗効果でさまざまな価値を生み出すサイクルを構築しています。

取材内容とインタビュー

出来る限り多くの社員に研修を受けてもらいたかった

Q.ご担当されているお仕事内容をお聞かせください


 
A.人事部 採用・研修・DE&I推進ユニットの中の人権啓発・ダイバーシティ推進室に所属し、ダイバーシティ推進や一部社員研修も担当しています。例えば今年度でいうと、社内の女性管理職比率を高めていく事が課題の一つとして上がり、女性活躍に関してのアプローチ施策を企画実施しました。

 

Q.2023年度、弊社作品「ハラスメントの裏に潜む無意識の偏見(アンコンシャス・バイアス)職場のコミュニケーション向上のヒント」をご購入いただきました。
どのような課題やニーズから研修教材をお探しになっていたのでしょうか?

A.2022年度、誰もが働きやすい職場づくりを目指し、全社的に「ダイバーシティに関する意識調査」を行いました。その結果、課題としてジェンダーの平等意識や、社内の昔ながらのスタイルに対する風土改革についての意見が出てきたため、「アンコンシャス・バイアス」とテーマを決めて研修を行おうとなりました。

 

Q.社内研修には、講師による対面研修やeラーニングなど様々な手段があると思います。
その中で動画研修をお選びになったのはなぜでしょうか?


 
A.確かに、対面研修や講師の先生をお呼びして研修会を実施するという方法もありますよね。ただ、この『アンコンシャス・バイアス』というテーマで研修をするのは今年がはじめてだったので、コストは抑えつつやりやすい方法でやりたいという気持ちがありました。やはり動画は導入しやすいので。

 

Q.「動画は導入しやすい」というのは具体的にどのようなことなのでしょうか?

 
A.我々人事部の担当者にとってというのももちろんありますが、受講する社員にとっても、動画研修は利用がしやすいと思っています。
例えばリアルでの対面研修だと、日時が決まっているのでどうしても参加が難しい社員が出てくる。『アンコンシャス・バイアス』という言葉を知らない人も含め、出来る限り多くの社員に研修を受けてもらいたかったので、「みんなが受けやすい」というのは大きな目的としてありました。

ドラマ仕立てだと内容が頭に入ってきやすい

Q.動画研修の中でも、今回は弊社ドラスタのドラマ作品をご購入いただきました。
その理由と、よかった点をお聞かせください。


A.動画研修の中でもセミナー系のものや解説メインの動画だと、やはり内容が硬くなってしまうのがデメリットだと感じていました。
ドラマ仕立てだと内容が頭に入ってきやすいですよね。また、今までそれぞれが体験したことや見聞きしたことと重ねて、親しみを持って見ることができるので、各社員の考えを深めやすくなると感じました。

 

Q.ご採用いただいた「ハラスメントの裏に潜む無意識の偏見(アンコンシャス・バイアス)職場のコミュニケーション向上のヒント」のご感想をお聞かせください。


A.3つのチャプターから構成されているなかで、登場人物が若手から管理層までカバーされていて、年代を問わず全社員に対して『あるある』だと思ってもらえるところがよかったです。また、ドラマ部分と解説部分のバランスの塩梅が丁度よく、「アンコンシャス・バイアス」を知らない社員が観ても理解がしやすいものだったと思います。

 

Q.実際に、動画教材をどのようにご利用いただいているのでしょうか?


A.データで納品していただいた作品を「MEC ACADEMY」という社内研修用システムにアップロードし、全社員がアクセスできるようにしています。
研修方法としては、動画をユニット(一般的には課のようなイメージ)ごとに集まって試聴してもらうことを推奨しました。個人が一人一人で観てもいいのですが、人事部として常に「話し合う」ことを重視しているので、みんなで見てほしいと思って発信していました。また、動画視聴後は内容についてユニットでディスカッションする時間を設けました。そうすることで各個人がより真剣に動画を見てもらうことができたと思います。

 

Q.実際に動画研修を受けた社員からの反応はいかがでしたか?


A.ドラマや付属の解説シートが分かりやすかったという意見がとても多くありました。
受講者を対象としたアンケート結果では、ほぼ100%に近い数の社員が「アンコンシャス・バイアスについて理解できたか」という項目に「よく分かった」と回答してくれました。

作品の詳細について

 ハラスメントの裏に潜む無意識の偏見(アンコンシャス・バイアス)
~職場のコミュニケーション向上のヒント~



「アンコンシャス・バイアス」とは、無意識の偏見や思い込みのことで、日常の何気ない言動の中にも表れ、職場ではハラスメントにつながってしまうこともあります。しかし、アンコンシャス・バイアスは誰もが持っていて、完全になくせるものではありません。大切なことは、「自分にもアンコンシャス・バイアスがあるはず」と意識してコミュニケーションを行うことです。
この教材は、登場人物の視点や立場が変化する構成によって無意識の偏見を見える化し、どのようにバイアスと向き合っていくかを自分ごととして考えることができる内容になっています。
自覚なくハラスメントの加害者にならないために……。職場のコミュニケーションを見直すきっかけとしてお役立てください。

作品の詳細はこちらから

この作品以外にも、様々な人権啓発の動画がございます。下記より、ご参照ください。

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