三井不動産株式会社 様

※写真は2023年8月9日時点

弊社の作品を、データで研修にご採用いただいている企業様を中心に、どのように研修にご活用いただいているのか取材を行いました。

第一回目は、三井不動産様の事例のご紹介です。
人事部で研修全般をご担当されている、内村様に研修の経緯や方法などのお話をお伺いしました。

導入企業の紹介

三井不動産株式会社 様

　同社は、グループのロゴマークである「＆マーク」に象徴される「共生・共存」「多様な価値観の連繋」「持続可能な社会の実現」の理念のもと、不動産事業や街づくりの事業を行っています。
　また、近年ではグループビジョンに「&EARTH」を掲げ、「脱炭素」や「終わらない森」創りなどのSDGSの取り組みを行い、環境保全にも力をいれています。 男性育休率は全国平均が約17％のなか、同社は100％近くの取得率を確保。御茶ノ水女子大学との共同で、女性の社会進出問題などの研究にも取り組まれています。また、ウィメンズ・ヘルスセミナーを男性向けに開催していて、女性特有の悩みを知る研修なども行っています。

取材内容とインタビュー

社内研修において抱えていた課題やニーズ

導入内容の具体的な紹介

• どういった経緯で人権啓発研修を行われていますか？

「まず、三井不動産グループのコンプライアンス方針があります。そこに、会社の人権に対しての向き合い方や、啓発活動の取り組みを行うことを明記しています。そういった方針をもとに、長年コンプライアンスの遵守を行ってきた背景があります。
　その一環として、人権啓発研修を全社員を対象として、定期的に行っています。」
 

• 昨年は、「ハラスメント・いろいろな性・外国人・障害者・働き方・部落差別」の６テーマを扱った作品『誰ひとり取り残さないための職場の人権シリーズ①よかったら”想い”を聴かせて』の作品を選ばれました。採用になられた理由を教えていただけますでしょうか。

「人権啓発自体が、今年がこのテーマでというは特に設けていません。そのため、幅広く人権問題を扱える、汎用性が高いものを探していました。以前から東映の作品を研修に活用しています。今回も検討にあたり、何作品か事前に試写で視聴をおこない、作品を比較・検討しました。

　こちらの作品を選んだ理由は、押さえないといけないポイントを押さえながら、しっかりとストーリーがあり、わかりやすい。違和感がなく、受け入れやすい内容でしたので、選びました。

　ナレーションだけでの説明でも、入ってこないと思うので、『川柳同好会』というサークルの設定があり、全員に入ってきやすい話で、全体的にうけいれやすいものになっている点が良いと思い選びました。届いた感想としては、３０分が長いと感じないで、あっという間だったという話もありました。」

• また、今年は『誰ひとり取り残さないための職場の人権シリーズ②心をつなぐ、はじめの一歩』の作品を選ばれましたが、ご採用の理由をお聞かせいただけますでしょうか。

• 研修の仕方を教えてください。

「会社内のサーバーに動画をアップし、部門ごとに約15~30名程度のグループ会で視聴するようにしています。動画を視聴して終了という形で研修を行っています。全社員視聴必須で社内では研修を実施し、グループ会社にも展開しています。」

• コロナ前は、ＤＶＤのみのご購入で、２０２０年からデータもご購入いただいております。そのきっかけは、コロナで集合研修が難しくなったからでしょうか？

「集合研修の難しさというよりも、グループ会社の各地方支店も含めて、視聴を促したいと思っておりました。そのために展開のしやすさ・利便性の良さからデータで購入しました。ＭＰ４を再生できない場所はないので、その方が簡略化され、良いと思いました。一部の方はＤＶＤ視聴でないと難しい場合もあるので、ＤＶＤも併用して購入しています。」

• 最後に研修を行う上で、アドバイスなどはありますでしょうか。

「人権啓発自体は、どの企業としても１個人として持っておいておかないといけない理念だと思います。その大前提を社員全体できちんと持つことが大切だと思います。」

各作品の詳細について

誰ひとり取り残さないための職場の人権シリーズ①
よかったら”想い”を聴かせて

「ハラスメント・いろいろな性・外国人・障害者・働き方・部落差別」の６テーマを扱った作品です。詳細はこちらから、ご参照ください。

誰ひとり取り残さないための職場の人権シリーズ②
心をつなぐ、はじめの一歩

「ジェンダー・発達障害・部落差別・外国人・性的マイノリティ」の５テーマを扱った作品です。詳細はこちらから、ご参照ください。